2020年8月8日土曜日

ネックの元起き

ネックが弦の張力でボディーの付け根から起き上がった状態を言います、ローポジションでの演奏は気にならないのですが、サドルを低く削っても弦高を低くできない為ハイポジションでの演奏に支障が出ます、サドルの高さがないと音量も小さくなります、音に張りも無くなります

ネックの反りより悪い状態で工房に修理に出すとネックをボディーから外し、起きがってしまったネックの付け根を削り、再度ネックとボディーを接着する多がりな作業になり、工賃は7~10万円位!かかります、この修理を依頼する時は楽器本体の
お値段や価値と相談ですね

元起きしたネックのイメージ

正常なネックのイメージ元起きの調べ方

ウクレレやギターのヘッド側から見た時、指板のラインの延長先が丁度ブリッジの上と等しいのが正常なネックです、ブルーのラインより、下まわるレッドのラインに延長先がありますので元起きしています(実は購入時からこの状態でした)
定規を当ててみると良く分かります
拡大すると、、、、、

このようにギリギリの弦高に調整するとサドルの高さがほぼ無くなり、音量や音質に物足りなさが
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以下は元起き修理方法邪道版です
(絶対に真似しないで下さいネ!)

 

なんとノコギリでネックの付け根に切り込みを入れ、再接着すると言う荒技を実施している記事をネットで知りました、

3000円台のウクレレですので興味本位でやってみました、高価な楽器には行って欲しくないです、、、失敗は自己責任となりますm(__)m



ネックを養生しました
ノコギリで切れ込みを(^^::

タイトボンドを隙間に流し込みクランプで締め付け、24時間後の硬化を待ちますF型クランプはアマゾンで1600円位で売られていました(^^:


クランプで締め付けると切り込みの隙間分ネックの起きが戻ります

サドルは作り直しとなりましたが、音量、音の張りもベストな状態です

今回邪道ネックリセットを3本実行しました、最初の1本目の時はクランプが無かったので適度な重しを乗せました

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正常なネックの状態は以下のようになります、指板の延長先とサドルの天井が同じ高さになります

17年経過のカマカですがネックには全く狂いがありません!定規を当てると指板の延長先がピタリとブリッジの天井に来ます(^^

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このような真似して欲しくない記事を書いた訳、、、

安さにつられ元起きとは知らずにマーティンギターを中古購入し泣いた過去があります、ヘッド側から見て、指板のラインの延長先が丁度ブリッジの上と等しいかの確認の仕方を知っていればそんな目に合わずに済んだのですが、、、

高価な有名ギターの中古が安値で売られている場合、ネックの元起きという重大な故障がある場合が多いので要注意ですね


確認方法は修理を依頼した楽器店『ブルーG』さんに教えて頂きましたm(__)m


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